>>378
まず、恋愛占いでソードのカードは、正直良くありません
愛情を示しているのはカップのスートで、ソードは戦い(戦争・仕事・勉強・試験・スポーツなど)を示すスートですから、ソード自身が「仕事中心(それ以外にはほぼ無関心)」を示しています
またソードは利害関係を示すスートなので、感情よりも利害関係を重要視するスートです

なので例えば仲がいい状態でも、「付き合うことの損得」を考えているとか、あくまでも仕事や部活などの仲間のように割り切った関係を示します
別に割り切った関係でもそれはそれでいいと思いますが、ソードって剣ですから、自分に都合が悪くなればバッサリ(関係を)切られる危うさがあります

ソード8は単純にカード自体の凶意は強くありませんが、ソード8は目隠しをされて縛られている絵柄で「人質にされている」とされています
ですがよく見れば周りに見張りは誰も居なくて、縛っている紐はユルユルですから、逃げようと思えば簡単に逃げられます
でも本人は目隠しされていて周りの状況は分かりませんから「今誰かが自分に剣を突き刺そうとしてるかも」と思うと動けないカードです

あなたの言う「甘んじてその状況にいる」というのも間違いではなくて、この女性は女王とされていて、だから紐もユルユルで大切に扱われ優遇されているとも言われています
女王は自分が逃げたら他の捕虜がひどい目に合わされると、敢えて逃げずに居るとも言われているので、そこから来ているキーワードです

敢えて逃げないのだから苦しみがない訳ではなくて、自分よりも守りたいものがあるから耐えているという感じです
またユルユルに縛られているから苦しくないわけではなく、目隠しされていて何が起きているかわからないから、その恐怖心と常に戦っているカードです

そしてソード10は、うつ伏せに横たわった男性に10本の剣が突き立てられている絵柄で、意味は見たまま「絶望的・絶体絶命」という感じですから、何をしても無理という感じだと思います
見た感じ生きているようには見えないカードですが、一応息はあるようです
でもこの状態から命を取り留めるのは絶望的という意味のカードです