昔住んでいた家に強盗が入る
わめきたてると殺す、と強盗に言われる
私はこれからの人生になんの希望もないから殺してくれ、と強盗に頼む
耳の上の方から簪みたいなもので脳を一発やられると静かに死ねるということで、やってもらう
脳に異物が入ってくる感覚がリアルだった。
体が痺れてきて、目から血が出てきて、寒くなってきたから
強盗にお願いして、手を握っててくれと言った。強盗はなぜかそこだけ優しくて、多分私が死ぬまで手を握っていてくれた。
暗転、私は幽体になって存在していた。
母親が帰ってきて、私の死骸に気づいたあと幽体にも気づく。
どうしてこんなことになったの、今あんたが途中で残しているものはどうするの、と話しかけられ
ごめんなさい、これは私がお願いしたことなんだ、と伝えた。
なんども母親に名前を呼ばれ、引っ張られるように起きた。
よろしくお願いします
