前日のうちに旅行バッグにあれこれ詰めて準備は万端
ところが、家の中で弟が一緒に行くという流れに…
(現実世界では弟は6年前にガンで亡くなっている)
「遅れちゃうから、行くなら早く支度しなよ」と自分
ところが支度する気配がない
母親とも「先生(担当医)的にも、『行きたいなら行ってもかまわない』
みたいな感触だったよ」と母
支度を促すが反応無し
集合時刻は午前10時半過ぎ？と早くはないけど、集合場所までは電車で行かないといけない
弟を急かす自分、相変わらず無反応な弟
気がつくと午後2時を回って集合時間に間に合うのか？いや合流できるのか？という状況
「もう自分独りで行くよ、なんだよ、こんなに遅くなっちゃったじゃん」と思いながら
家を出た(ような気がするし、駅に行ったような気もするし、集合場所のある現地の駅にも
行ったような気がするが、そこら辺はもう夢も記憶もフェードアウトしてる)
なんか、集合場所のある街で「夜になっちゃったじゃん」みたいな、後悔とも寂しさとも
孤独ともつかない空気感の中にいたような・・・
