日本では血液型の比率がA:O:B:AB=4:3:2:1であり、血液型によって輸血できる血液型とそうでない血液型が存在する。
A→AとABに輸血可能
O→全ての血液型に輸血可能
B→BとABに輸血可能
AB→ABだけにしか輸血できない

この為昔の戦争・病気・怪我等で輸血が必要な極限状態になった場合、輸血用の血液を提供してくれた人や提供してくれなかった(できなかった)人に対しての好き嫌いが生じる。
昔は血液型によって輸血できるできないとかの知識は一般人には普及してなかったので、A型やO型がABに血液を提供してもその逆は無いので「AB型は血液を提供しないズルイ奴」「他の血液型が仲間の為に血液を提供しているのにAB型は協調性が無い」との偏見が出来上がる。
O型がおおらかな性格とされるのは、O型は全ての血液型に輸血可能なので「誰にでも別け隔てなく血を提供する良い人」との評価があったからだと思われる。

国によっては血液型の比率が違うので日本とは異なる血液型性格診断があるのもこの辺の事情が元になっていると思われる。