宮城県スケート連盟など、公営アイスアリーナの建設求める陳情書を村井知事に提出
[2022年8月19日17時57分]

https://www.nikkansports.com/m/general/news/202208190000951_m.html

宮城県スケート連盟などは19日、公営のアイスアリーナの建設を求める陳情書を村井嘉浩知事に提出した。
フィギュアスケートで仙台市出身の羽生結弦さんら県ゆかりの選手が活躍しているとして、連盟の五十嵐一弥名誉会長は「宮城が全国に誇り得るもの。前向きに取り組んでほしい」と要望した。

陳情は県アイスホッケー連盟や県カーリング協会も名を連ねた。スケート連盟は、五輪で2大会連続金メダルを獲得しプロに転向した羽生さんの練習や、指導者となった場合の会場として使用することも視野に入れる。

スケート連盟によると、仙台市に「アイスリンク仙台」があるが、民営のため使用料が高かったり、各種競技の練習場所となっているため一部では練習が深夜に及んだりしているという。

村井知事は「今すぐできる財政状況ではない。課題として受け止めてしっかり考えたい」とした。(共同)