クラッシュで今年のF1タイトル争いの決着がつく可能性もあるとメルセデスのボス
http://www.topnews.jp/2021/11/02/news/f1/200921.html

ヴォルフはフェルスタッペンとハミルトンがクラッシュして両者ともにリタイアで終わった第14戦イタリアGPに言及しながら次のように続けた。

「モンツァでは何が起きていた? フェルスタッペンがルイスを押し出したのは、彼(ハミルトン)がオーバーテイクしようとしていたし、彼の方が速かったからさ。そして、それはすごくよく理解できるよ」

「もし、タイトルを争っている相手にオーバーテイクされてチャンピオンの座が遠のいていくとしたら、相手に追い越されないようにすること以外に手はないだろう」

だが、ヴォルフは、そうしたことが起こるのを避けるために自分が状況を「コントロール」するつもりはないとしている。

「それをコントロールできるとは思わないし、コントロールしたいとも思わない。なぜなら、彼らは自分のマシンに乗ったグラディエーター(剣闘士)だからね」

「それがこのスポーツを非常に興味深いものにするんだ。というのも、我々は対立を好まないという性質を持っている。そして、その関係がどのように展開するかに興味をそそられるからだ」

「もし彼らがクラッシュした場合、お互いに対立していくのか? 彼らは何と言うのか? 彼らはお互いの目を見るのか?」

「我々は干渉しない。関係は個々人の間で整理されるものだよ」