ちょっとしたパニック状態だった……クビアトに後進で激突のリカルド
「ダニールとチームに申し訳ない。格好悪いよ」
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 ルノーのダニエル・リカルドは、アゼルバイジャンGPでコースオフした際、後方をしっかりと
確認せずに後進し、ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)のマシンに激突したとして、次戦
スペインGPで3グリッド降格ペナルティを受けることになった。

 リカルドはこの事件について、次のように語っている。

「何が起きたのか、本当によく分からないんだ」

 リカルドはそう語った。

「当時の僕らは、かなり良いように見えた。僕らはペースを取り戻し始め、明らかにダニールに
近づいていた」
「僕はそのギャップを見て、オーバーテイクを仕掛けるべきだと思った。ターン3は常にキツい。
でも最初には、僕はそれをやってのけたと思った……しかしその後、ロックし始めているのを
感じ、コーナーを曲がりきれなかったんだ」

 オーバーランしてしまったリカルドは、一刻も早くコースに復帰しようと、パニック状態になって
いたという。

「エスケープロードに出てしまった時点で、ちょっとしたパニック状態だったと思う。そして
ダメージを最小限に抑え、できるだけ時間をかけないようにしようとした」
「僕は後進し始めたんだけど、彼がそこにいるとは思わなかった。僕がオーバーランして
しまった時、彼は後ろを通って、コースを走っていったと思っていたんだ。急いでいたことが、
(後方を)確認するのを妨げたんだと思う」

「チームとダニールに、申し訳ない気分だ。格好悪いよ」
「ちょっとしたパニックの中で起きた、愚かなミスだった」