>>194

>熱力学の観点からどう絡んでいるか訊いて

燃焼ガスがピストンを押す 「正の仕事」 からターボの 「負の仕事」 を差し引いたPVグラフの面積
の大きさが図示平均有効圧となります。

これから摩擦損失(機械損失)を差し引くと 正味平均有効圧となりエンジントルクそのものになります。
これはイメージを言っているのではなく、数学的に導かれた値です。

ものすごく当たり前なのに、皆さんが分かっていないのが上記の疑念です。内燃機関はピストンが
燃焼ガスで押された時間がトルク(馬力)そのもので、他にはありません。ピストンを「強く」「長く」
押さないとトルク(性能)は向上しないのです。

加給圧をもっと上げて1000馬力を目指せ なんてアホな書き込みが何度も見られますが、加給圧
を上げることがPV線図のどこに該当するのか考えれば、その答えは直ぐに見えます。