「僕はチェコ(セルジオ・ペレス/フォースインディア)のすぐ後ろにいた。
 誰かと戦っていて、今回のようなDRSゾーンがある場合は、
 できるだけ遅くDRSを閉じ、そしてできるだけ早くDRSを開けるスイッチを押すものだ」

 そうエリクソンは説明する。

「クラッシュの後、それがトラブルだったのかどうか分からなかった。
 でもデータを見てみると……。そのボタンはステアリングホイールの裏側にある。
 そして、そのコーナーのエントリーはすごくバンピーだったし、縁石にも乗ってしまった。
 だから指が滑って、ボタンに当たらなかったのだと思う」

「基本的に、DRSを開いた状態でそのコーナーに入れば、
 クルマが回ってしまうのに争うことはできない。
 それが、あの事故が起きた理由だった」

 エリクソンは、その事故がなければ、
間違いなくトップ10でフィニッシュできたはずだと確信している。

「ポイントは手の届くところにあったと思う」

 そうエリクソンは語った。
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