誰かと戦っていて、今回のようなDRSゾーンがある場合は、
できるだけ遅くDRSを閉じ、そしてできるだけ早くDRSを開けるスイッチを押すものだ」
そうエリクソンは説明する。
「クラッシュの後、それがトラブルだったのかどうか分からなかった。
でもデータを見てみると……。そのボタンはステアリングホイールの裏側にある。
そして、そのコーナーのエントリーはすごくバンピーだったし、縁石にも乗ってしまった。
だから指が滑って、ボタンに当たらなかったのだと思う」
「基本的に、DRSを開いた状態でそのコーナーに入れば、
クルマが回ってしまうのに争うことはできない。
それが、あの事故が起きた理由だった」
エリクソンは、その事故がなければ、
間違いなくトップ10でフィニッシュできたはずだと確信している。
「ポイントは手の届くところにあったと思う」
そうエリクソンは語った。
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