ルノーはロードマップが的確である。
プロストをトップに立てワークス体制を取り、3チームにエンジンを供給
することでデータを取りつつ、表彰台までのプランニングをきちんと立て
たうえで今の規格で上位を取る計画を着々と進めている。
犯罪者ブリアトーレに無茶苦茶にされた技術部門を立て直しながらだ。
エンジンのバージョンアップも的確。30馬力アップも視野に入れてきた。
2020年末のタイムリミットまでに何をなしえるかきちんと逆算されている。

ホンダはどうか?優勝争いが目標と言いながら2020年まで3年を切っているのに
まだ1社にしか供給できていない。
ワークス体制に関してはきちんとしたマッピングすら考えられる状況じゃないだろう。
そして現状は参入4年目で最下位エンジンのまま。あと3年未満となった現在のエンジン規格のタイムリミット内で上位に登れるスピード感を見せていない。

まず中期長期のプランニングもまともにできていない行き当たりばったりの
開発を繰り広げてきて失敗、今では完走が目的だそうだ。2020年末までのマッピングすら示せる状況にない。

毎年他のエンジンとの差を押し広げられてきて、現在やり方が何も変わっていない。
どうなるかは予想するまでもないだろう。