ブリブリ音とジェットサウンドが話題のホンダPUだがどうも前者の評判が良くない。
しかしここにホンダの勝利の鍵が隠されている。
ホンダは気筒休止を行っていることは認めているがその真の目的は燃費改善ではない。
休止させることで燃焼機関の温度上昇を抑制することが狙い。
エンジンブロック全体を均一に温度下げるため片バンクを休止するのではなく、6発の点火順を考慮し一つひとつ休止させる。
パーシャルスロットルで温度下げられれば、ピークパワー時の温度管理がしやすい。
副次的に燃費が向上し、ピストン、コンロッドの寿命を伸ばす。

これこそ今季一番の革新的ソリューション。
浅木の真骨頂。