ル・マン24時間レースの際、トヨタTS050Hybridが1スティントで使うことのできる燃料は、
昨シーズンまでの44.1kgから35.2kgに減らされることになっている。
一方でノン・ハイブリッドマシンは、1スティントで52.9kgの燃料を使うことができる。

また、サルテ・サーキットを1周する間に使うことができる燃料量は、
ハイブリッド車(トヨタ)が124.9MJ/Lapに制限されるのに対し、
ノン・ハイブリッド車は210.0MJ/Lapまでとされている。その差は約2倍だ。

「彼らがル・マンで目標としているラップタイムは非常に速い。
彼らのトップスピードは360km/h以上だ。それに対して僕らは、340km/hに過ぎない」

「彼らがそういう優位性を持っていれば、ル・マンは相当難しいことになるかもしれない。
僕らがル・マンに勝つのが、当然の結果だとは思えない」

「僕らの四輪駆動のシステムは、コーナーでは確かに有利になる。
しかし、彼らは1周で多くの燃料を使うことができるから、最高速が伸びる。
つまり最高速を犠牲にして、もっとダウンフォースをつけることもできるんだ」

プライベーターのうち、どのチームを一番恐れているかと尋ねると、コンウェイは次のように語った。

「僕はオレカを使うレベリオンだと思う。彼らは素晴らしい仕事をやってのけるだろう。
(ポール・リカールで行われる)プロローグでどうなるか、まずは見てみよう」

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