「悪魔的」も含めた天才を別とした凡人というものは、
「自分だったらそれをやる」という以上のことは思いつかないか、仮に思いついたって言わないものですよ。
口に入れたら健康を害する可能性があるようなものを使う訳が無いじゃないですか。
「食べられないものを出す訳がない」っていうあのカリスマミステリーハンターの方の
達観した境地には流石に及ぶことが出来ませんけど。
「それはその食習慣を持つ人達に対する侮辱である」という可能性をあえて覚悟の上で言っても
例えばフナ寿司とか、北欧の伝説のニシンの缶詰の中に正露丸を忍ばせるかどうかとか
そういう種類の話です。
あ、ちなみに伝説のニシン缶は、現地の人はカズノコ入ってても食べることを推奨しないそうですが
日本人の偉大なるパイオニアの方が試してみたところ、別に大丈夫だったそうで
これはおそらくは魚卵の食習慣の有無に関する違いでしょうね。
シシャモの代替品としてよく売られてるアレも
日本以外の多くの産地では魚卵の食習慣が無いためにメスの卵は食用とせず、
そうした国では日本ではほぼ商品価値の無いオスの方がむしろ高価だというくらいですので。
