ま、そういうわけで実物はこうなってたわけだけど
http://dome-museum.com/imaegs/f101_004.jpg
実際に横転してる車の裏側見るとアンダーパネルは1枚モノだったり前後で分割
(大抵は前半分の平板部分と、後ろのアップスウィープの立ち上がりのところの2枚。
ハイノーズ時代になると前側の下ベロ状に伸びたところがベニヤ板で分割されたりなど)で、
サイドポンツーン外した画像見るとアンダーパネルはモノコックの下まで入り込んでるでしょ?
だから馬蹄形に作ったメインタブで、下はアレを剛結しちゃって済ませてるもんなんだと。

エンジン以降があんなふうにバルクヘッド後ろにボルトオンしただけで大丈夫なら床もきちんと設計すればそれで平気なもんとねw

いざ実物見るとこうなってる(下段のマーチ87Bは当時の資料によると、側面下方の銀色の部分はフルアルミハニカムで作ったものを
カーボン製のアッパーと結合する構造だった由)って事は
フューエルセルが入る部分の背板兼シートベースになってるとこと繋がった
シートベース底部を含めた一切合切が全部「モノコックタブ側と一体化した床」であって、
この下にさらに底面保護と空力制御を目的としたアンダートレイが敷かれる、ある意味二重床な訳ですね。

しかし爪先ルール前時代だからフットボックスの向こうがいきなり第一バルクヘッドてのは当然として
何を驚くって上にボルトオンのロールバーがくっつくところの真下の開口部のデカさですよw

確かにココがこんなにスカスカだって知ってたら床いらねーだろとか言わない。
万が一ん時にタンクのコンパートメントんとこでぶっ潰れちゃうわ。