ストラウド設計時代(細かい手直しだけのMX-R01は除く)のマツダのルマンカーは
空力や構造だけを見れば至って凡庸なものでしかなく、それで十分成果は出てたんだから
武器そのもので突飛な賭けに出るよりは兵站を重視すべし、は一理あるだろう。

多額の費用を掛けて意欲的な技術を投入したマシンをサテライト供与分やTカーまで込みでいえば
都合10台近く持ち込んで成果も得られなかった…というよりはね。

「エンジンを積み替えたことによって(おそらくは前後重量配分や出力特性は変わるが)
換装のためのフィッティング作業以外に手直しをする必要があるか」なんてのは
クルマが動き出してから確認することだという方向性も…。
クラージュ/20Bの時だって他のクラージュユーザーと凄く違う形をしてたわけじゃないし、
今走ってるのは例えばジョーダン191Yみたいなもんだったら別に驚くことじゃない。