>>174
矛盾してませんよ
段階と状況でゼーレは使える手段と対抗策が
ゲンドウの策略により狭まっていったのです

EOEは完全にそうです
量産機で無理矢理に強引にでも引き起こす、最後のヤケっぱちに近い感じでした
ですが、結果的にうまくいったのは
シンジがカヲルにも綾波にも愛され理解を得られた、好意を持たれた事
お母さんが初号機との橋渡しの母子間の絆、A10神経になってくれた事
3番目の綾波がゲンドウよりシンジを選び、同時にゲンドウが綾波の子宮に当てがったアダムを取り込み
リリスに還った事、これは長らくのアダムとリリスの対立まで収めた結果です

だから、巨大綾波が地表からブワっと巨体を持ってくる前にカヲル君が出てたのです
セフィラの数(量産機orEVAなどで担う)の不足以外は、儀式として完全に完璧でした

TVシリーズの2号機を従えてのカヲル君のドグマ降下は
新劇の第13番目の使徒に僕が堕とされた!?と同じく数字のマジックです

ロンギヌスの槍も失って利用価値の無くなったカヲル君を騙して向かわせ
シンジが倒せば17番目の使徒殲滅のカウントとして1つ進む、時短繰り上げ、前倒し
2号機との融合を果たしてもアダム本体への回帰よりパワーも落ちるものの
使徒殲滅カウント数は問題がないので、インパクト起こればゼーレは満足です

シンジが倒されれば、初号機を失うのと同義ですから
ゼーレを裏切ったゲンドウの切り札と目的は消え失せます
もうアダムのガフの部屋を用いた予定通りの人類補完計画が出来なくなった時点で
ゼーレは、かなり焦っています

でも、ゼーレに裏切られ自己犠牲で死んだ事でカヲル君は儀式の手順を終え
最終的にはシンジと綾波、アダムの肉体(ゲンドウの掌の胎児)リリスとも融け合えた形です

結論を言うと…カヲル君は、新劇でも今度はゲンドウに騙されちゃったわけです
でもちゃっかり自己犠牲で贖罪は済ませてますw