>>579
…なんか誤解させちゃったみたいなんで書き直すね

客観的に見て(例えば社会的地位とか集団内の立場とか)特別じゃなくても
個人にとって自分って替えがきかないでしょ
その人自身の痛みってどうやっても他人が代わってあげられるものではない
だから身勝手でも「なんで自分ばかり」とか「皆わかってくれない」と思うことがある
程度は人それぞれだけど

主人公が周りに理解されずに傷つく場面では、過去にそう感じた自分を投影しやすいし
だからその主人公が立ち上がっていく姿や受け入れていく姿に
見ている自分も擬似的にだけど勇気や納得をもらえたりする

そういうのが物語とか主人公の役割じゃないの?と言いたかった
何で主人公が特別な人として設定されているかっていうと物語が主人公のためにあるから
物語の中心っていう特別な経験を(主に観客のために)しなければいけないのが主人公だから

そういう意味のことを言いたかったんであって、
ハイスペック設定キャラに自己投影して冴えない現実を忘れたいとかいう考えじゃないよ