ぶっちゃけTVシリーズと旧劇で完成して終わったものだから
今さら新劇でやるからには、
今までと同じじゃ意味がないし、ぶっ壊さないといけない

しかも旧劇の後にシンジの願いでリセットされた後の世界だから
余計に、ややこしくなる

Air/まごころを君にでシンジが神になる為の依り代として
全人類はコアが自我境界線をATフィールドを失い、
死んでLCL化し小さく弱いコアに還った

それが集まり母なるリリスの元に帰り新しい人類、新しい神になる準備は全て整ったのに
シンジは、人が未熟でお互いに傷付ける事があっても
他人と共存する、仲良く幸せになれる可能性のある世界を選択し
リリスにレイの心もプラスされた巨大な依り代は、不要になって死んでいった

その際に噴き出した大量の血も月面に残っている事からも
旧劇の続きの世界だと分かる

月面タブハベースのタブハの名称は
聖書のキリストがパンと魚の奇跡を行なったイスラエルのタブハから

元々はギリシャ語でHeptapegon(七つの泉)を意味し呼ばれていた地名
ゼーレの7つの目、見る=知識、知恵を意味する

ゼーレのマークと言えば、林檎=アダムとイヴの失楽園の林檎と蛇
蛇にそそのかされて神の言いつけを破り、知恵の実を食べてしまう
その事で楽園を追われ人類は原罪を背負った

要は知恵がついてお互いの裸体に性的興奮を覚えるように知恵がついた
性行為により子孫を増やせる能力を得た事が罪とされた

そこが唯一リリスベースの使徒、人類の特徴でもあり
人口が増えても、1つの巨大なコアを分散して行く形になるので
一人一人の寿命や身体能力は低いが、知恵=科学の進歩で肉体の弱さをカバー出来る形の人類

例えばアダムから生まれた使徒サキエルがアダムに到達すれば
一人のサキエル型の神、新しい人類が生まれて他の使徒や人類は滅びるシステム

EVA初号機(リリスベース)にレイ(リリスベース)とユイを保存し、
アダムを融合させたゲンドウが神の子に、最後の人類、人類代表になった形で融合すれば
アダム(生命の実)とリリス(知恵の実)の両方の力を持った新人類として
ゲンドウ・アダムとユイ・イヴで生まれて
使徒の力を持ったまま、人類が生まれて増えて行く創造主を超えた存在になれる
これがゲンドウの最終目的だった(もしも多少失敗してもユイと融合できればOK)