分かってくれればええんや

俺としてはそこよりも作劇上の問題としてカヲルの長考・馬の耳に念仏モードがどうかと思う
あれも順序を変えればもっとマシになるんだよ

槍が対じゃないのはおかしい→この時点で想定していた未来に届かないことは分かってる
が、分かってからもずーっと槍を眺めて戦闘しない・相談しない・「そういうことかリリン!」と真の狙いに気付く
も、アスカが撃退されるまで何もせず、いざ障害が無くなってから「嫌な予感がする」と曖昧な表現で濁す(既に真の狙いを看破してるはずなのに)
これをちょっと変えれば

槍の異変に(旧劇のように)いち早く気づき「そういうことかリリン!」と企みを看破

アスカとマリ襲撃、応戦中に「やめようシンジ君」とシンジに警告、邪魔をしようとする

シンジは無視して操作系を切り離しアスカを撃退

槍を引き抜く

これなら馬鹿みたいにずーーーっと長考してるカヲル君から、シンジが暴走して何も出来ないカヲル君になる
俺にはあのシーンのカヲルくんが「シンジがリリスに登り始めるまで沈黙して待機」ってカンペを読んでるとしか思えなかった
つまり脚本の都合がそれだけ強く出てしまった、ということ