アパート融資資料改ざん、TATERUでも

 アパートの施工、管理を手がける東証1部上場のTATERUが、建設資金の借り入れ希望者の預金通帳を改ざんし、
銀行に融資の申請をしていたことが31日、分かった。預金残高を水増しし、実際より多く見せて銀行の融資審査を
通りやすくしていた。TATERUは改ざんの事実を認め、借り入れ希望者に謝罪した。

会社員は今年4月にTATERUから名古屋市内で木造3階建て、全9戸のアパート物件を紹介された。
土地・建物で約1億1000万円の購入資金は山口県の西京銀行の融資を利用し、自己資金がなくてもアパートを経営できるとの提案を受けた。

預金残高は約23万円だったが、TATERUの担当者は「それで問題ない」と返答したという。
その後、この担当者から融資の承認がおりたとの連絡があった。
 会社員は6月、西京銀に直接、TATERUの担当者が提出した自分の預金残高を示すデータの開示を要求。
確認すると約23万円の残高は約623万円に水増しされていたという。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO34838480R30C18A8MM8000/?n_cid=TPRN0001

30倍に水増しか