痴漢疑われた男性が線路に飛び降り、ひかれて死亡 田園都市線青葉台駅

 15日夜、横浜市の東急田園都市線・青葉台駅で、痴漢行為を疑われた男性がホームから飛び降りて逃走し、電車にはねられて死亡した。
田園都市線は帰宅ラッシュ中で、約2万3000人に影響が出た。

 警察によると15日午後8時20分頃、横浜市の東急田園都市線の青葉台駅で、30代の男性が「痴漢行為をした」と30代の女性に訴えられ、電車から降ろされた。
駅員が話を聞いていたところ、男性は駅員の手をふりほどき、ホームから飛び降りて線路上を逃走したが、入ってきた電車にはねられ死亡した。

 目撃した人「男の人と女の人が組み合っているような感じで、『痴漢』みたいな感じで女の人が助けを呼んでいた。
(男性は)『自分じゃない』みたいな感じの話を叫んでました。走り出して線路に落ちた」

 東急田園都市線はあざみ野と長津田の間の上下線で2時間近く運転を見合わせた。
帰宅ラッシュの時間帯だったため、あざみ野駅はバスやタクシーを待つ人であふれ、一時、混乱した。

 田園都市線の利用者「友達と待ち合わせをしてました。(Q:ちょっと困りますよね)そうですね、待ち合わせできないので」

 東急電鉄によると、上下線合わせて57本が運休し、約2万3000人に影響が出たという。

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