馬の自然な行動であるほど、扶助の手段が多いほど易しく、
不自然な行動・我慢、扶助の手段が少ないほど難しい。
(勝ち負けとなると相対的になるからまた別だが)

易 競馬・障害・馬場・犂・馬車 難

障害の特有の要素は大きく二つわけてふたつ。
いろんな障害が含まれるコースを経験させることと、高さ。
今の競技だとどちらも重要だが、戦前、圧倒的だったイタリア軍騎兵は、普段は60〜80cmでいいので、多様な障害を優先していた。
本番直前でもメーター20だか30だかで、本番は160ブッツケ。
不整地では固定障害150とかあるわけで、160飛ぶ能力の確認はしていたわけだが、
それができているのなら数は要らないとしていた。
高さでキーとなるのは背中を曲げて跳ぶバスキュール。走路や調馬索で背中の使い方を教える。
これができていれば、障害競馬や障害馬術のメーターは簡単にできる。

たまに鹿っ跳び(もののけ姫のヤックルみたいな)の馬もいて、そういう馬にバスキュール教えるのは苦労ばかり多くて、障害には向かない。