鉄唇について

鉄唇は蹄鉄のズレを予防するためのストッパーです。
側鉄唇は前鉄唇より蹄鉄のズレを抑制する力が強いです。
また蹄鉄をオフセットさせたい時(本来の位置より後ろに
ずらしてつける)などにも使ったりします。
壁を蹴ったり飛び跳ねたりして蹄鉄をよくずらす場合は
前鉄唇と側鉄唇を合わせた3つ鉄唇を使ったりします。

鉄唇は蹄を圧迫する時がある
蹄鉄を釘で固定した後、鉄唇を叩き過ぎると蹄に力が
かかってしまいます。
蹄鉄は釘で固定されている。

蹄鉄が動くくらい鉄唇を叩く

釘と鉄唇の間で引っ張り合いがおきる

圧迫(単純に叩きすぎても圧迫は起きます)


鉄唇は蹄の形を変形させる時がある
鉄唇を余裕なく装着してしまうと、木靴と同じような効果が
でてしまい蹄の健康な成長を妨げてしまいます。
また、蹄が伸びた場合も同じような症状が現れます。

あくまでもストッパーなので、蹄にそえる形でついているのが
理想だと私は思います。