熊本地震など、なぜ地震が相次ぐのか?熱エネルギーが地震を起こすという「熱移送説」とは
https://www.rieti.go.jp/jp/events/bbl/17042701.html
モデレータ:
外核から放出された熱は南太平洋、アフリカのスーパープルームを通って地球表層部に移送されます。南太平洋へ出てきた熱は、主にアジア側の3つの環太平洋沿いの熱移送路で運ばれます。1つ目はオーストラリア東側のタヒチから噴出し、インドネシアに行って、ミャンマーに上り、中国に向かうルート、2つ目はインドネシアからフィリピンに北上し、台湾に行って九州・西日本に向かうルートです。それから、3つ目は日本の首都圏と関係するルートで、フィリピンから日本海溝経由で首都圏につながり、マリアナ海溝に抜けます。

この熱の流れは、先生のこれまでの研究では、30~50年周期で強い波が現れ、最近はどうも強い波が来ていると考えられます。小笠原から首都圏への移動速度は16km/月ですから、年間200km北上していることになります。西之島で非常に大きな噴火が起き、さらに噴火活動が続いていますから、西之島と首都圏の距離が1000kmとして年200kmということは、5年で熱が首都圏に来てもおかしくはありません。

われわれはその予兆として何を気にしていればいいかというと、2017年後半から2022年にかけて伊豆大島で噴火が起きるか、伊豆半島付近でマグニチュード6クラスの地震が起こることです。さらに、西之島のエネルギー本体が到達するのが2020年以降なので、2017年から2022年にかけて、北埼玉辺りで直下型地震が起こるかもしれないというのが先生の見立てです。


2021/11/24
伊豆大島噴火から35年 「次いつ起きてもおかしくない」専門家
https://web.archive.org/web/20211124113718/https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211124/k10013359771000.html
昭和61年11月21日、伊豆大島で発生した噴火では、山腹から流れ出た溶岩が住宅地に迫り、すべての住民およそ1万人が島の外へ避難しました。
伊豆大島では明治9年以降、およそ150年に比較的規模の大きな噴火が4回起きていますが、間隔は35年から40年程度で、次の噴火がいつ起きるか懸念されています。

2012/03/22
【地震】869年の貞観地震前後 818年と878年 謎の2つの“首都直下地震”
https://anago.5ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1332390991/
http://blog.livedoor.jp/ukonnopower/archives/4555058.html
https://livedoor.sp.blogimg.jp/ukonnopower/imgs/8/b/8bcf71ec.png