断層による揺れではなく、火山性の地下熱水や水蒸気の突き上げでの地鳴りと揺れ。
震源の高山村の山地は、草津白根山の麓に当たる。
去年の冬に元白根が水蒸気噴火して草津のスキー場で死者が出たが、そのずっと下
の山間地の地下で地下深くからの突き上げがずっと続いている。
地鳴りの音の大きさに比べて揺れは小さいのが特徴。
昔昔、松代群発地震という有名な群発地震があったらしいが、それも地下からの
水蒸気の突き上げで4年間位続いたらしい。
草津白根山の本来の噴火口が詰まっているらしく、別の場所に圧力がかかり、予
想もしてなかった元白根で水蒸気爆発があった、という見解もある。
いずれにしても白根山の地下が活発化していることは間違いない。