本能に勘違いもクソもない。
なんでも結論に直結することが全てコトバになると思うのは、科学や医療でわかってるこおわかってないことをすっ飛ばし、もっと言うと自分が何を知らないかにも無土着な人の証しだよ。

まず分かっていることは、哺乳類はネズミからクジラまで、みんな二重化された脳を持っている。
基本は大脳で、論理、つまり人でいうとコトバで表せる取捨選択によって行動する。
クマもイヌもイルカも、論理、意識、というもので形作られた思考が主なんだよ。
そして、人も含め、論理思考と並行して、自意識で自覚できないもう一つの脳が常に動いてる。
それは非言語の脳で旧皮質という。
それは哺乳類の論理思考が止まらないよう、常に自意識の論理思考を監視してるけど、論理を越えた際にはいろんな方法で介入する。
この力は古くは精神分析学、現代は、実際に精神に問題がある人を社会復帰させるための訓練を扱う臨床心理、それから、脳外科観察でもモルモットの行動観察でも実際にあふことが証明されている。