>経済的指標の時系列からの観察として、コンドラチエフは1926年に、
産業国家の経済的発展はその度毎におよそ50年持続する波(コンドラチエフ循環)の中に生ずるという結論を導出した。
個々の波の重要な特性は、好況期には好景気の年が優位を占め、「景気後退の年の抜きん出た突出」と名付けられた下り坂の局面には、基礎的発明と呼ばれる重要な発見や発明の大多数がなされることである。
もし仮に欠乏、あるいは継続的な生産性向上によってもはや需要を満足できないことが生じたならば、これらの基礎的発明は引き続き更に生み出され続ける。
例えば、欧州の鉄道建設は、今まであった輸送便(街道の馬車、等々)がもはや工業的に製造された商品を用意するだけの立場ではなくなったために、決定的に取り組まれた。

あまりにも的中していて、ワロタ。
まさに、2008年の世界金融危機のさなかに、今は亡き伝説のクリエーター、
AppleのCEO、スティーブ・ジョブズ氏がiPhoneを発売し、
世界を変えることとなる。いい大底に発売するというのも、
タイミングがいいという理由もあるのでね。