>>249
脳は、同じものの繰り返しに快楽を覚える、
たとえば、それは音楽であり、言葉であり、あるいは伝統などだ。

人の脳は、新しいことをまっく受けつけられない、
なぜなら脳にとっては、過去に蓄えたイメージとやりとりしていることが快楽なのであって、
まったく未知のこと、まったく新しいこと、それは脳にとっては危機的な状態なのである。

あなたが過去の人物に偉大さを求めるとき
それは自己の安全の求めて聞きほれるのであるが、
その心地よいと思っている偉人の言葉は、
彼の脅迫観念にすぎないことに気づけないだろう。

しかし、それが偉人の正体なのだ。彼はただの脅迫観念である。

なぜ偉人に依存する人たちはそのようなものを心地よいと思うのか?
虚しからの逃避がそうさせるのである。

偉人を求めるのは、あなたの虚しさである。