火山噴火の直接的トリガーとしてみれば、315の震源域と規模は十分なモノの一つ
幸いにも発震直後からの推移データからは「一気に噴火へと向かう流れではない」と判り、
地震速報時からビクビクしていた藤井会長等も安堵したのが当時の状況

即発トリガーにならなかったのは富士山特有のマグマの性質にあったのかも知れないね
初生マグマに近い未分化な状態のまま存在してくれていた可能性
宝永噴火以来の長い時間で予想される、部分的とはいえ分化したマグマ生成割合が進んでいたら、
315直後から荒ぶる山に変化していたかと思う

短期トリガーとしては上記の通りなんだけど、
中期・長期でみれば噴火関与プロセスとして組み込まれる発震だったという説が>>811などに挙げられているもの