【5月18日 AFP】米ハワイ州ハワイ( Hawaii)島のキラウエア( Kilauea)火山山頂で17日早朝、爆発的噴火が起き、火山灰が上空約9キロメートルまで立ち上った。
当局は周辺住民に避難を呼び掛けている。
ハワイ火山観測所(HVO)は、キラウエア火山の噴火口の一つで爆発的噴火があったと発表。噴煙は約9キロメートルに達し、北東に流れているとした。
さらにHVOは「火山活動の爆発性が再び高まり、火山灰の噴出が強まったり、噴気孔付近での放出物の生成が増加したりする可能性が常にある」と説明した。
専門家らは今回の火山活動について、1925年の爆発的噴火と同程度の、大規模な噴火の前兆かもしれないと指摘している。
キラウエア火山は3日に噴火し、15日にも大量の火山灰を高く吹き上げていた。周辺では3日以降、約2000人の住民が避難を強いられたほか、住宅約40軒を含む建物が溶岩で破壊された。(c)AFP

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