死んで世界が消えたら、自分の正体が一体なんだったのかわかる。
いや死ぬ前からそれは、すでに見えている
予言者には恐怖それしかのこらない

恐怖から逃げようと努力することが
更なる恐怖を明日に連続させていく

宗教は死やありのままの現実から逃げるために生まれたので
死や現実への更なる恐怖を生み続けるし

民族主義は、他者への無理解という恐怖から逃げるために生まれたので
更なる憎悪という恐怖を生み続ける

政治家は、誰でもなくなることを一番怖がっている人たちなので、
権力のとりこであり、誰でもない人に強くあたってばかりで愛が起きない。
一般の誰でもない人を理解することは彼らの恐怖なのだ。
なぜなら、その正体は恐怖であってそれ以外の誰でもないからだ

世の中は宗教的にも社会的にも
偉い人が沢山いるが、それは全員ただの恐怖だ。