>>44
>>45の図でいえば【1914年 M7.1】の仙北地震の推定震央と関連がありそうな今回の活動
昔の地震だから詳細記録が望めなくて、あくまでも推定震央になつてしまうけど・・・

横手盆地東縁断層帯は東傾斜(東落ち)の逆断層だから、
震央としてプロットさせるなら地表の地震断層線よりも東側になります
今回は断層線からやや離れた「西側」に震央が集まっているので、
東縁断層本体ではなくて、それと並行している可能性の高い「似たメカニズム」の弱面が断層として滑った感じかな?
1914で滑っているから周囲よりも相対的に弱化している可能性もあるし・・・
「活断層」として認知・認定されていなくても、動く断層要素を秘めながら知られていない場所は多くあると思います

(追加雑)−−−−−−−−−−−−
東北地方全般として、海洋プレート収束域ならではの【東西圧縮場】←A
圧力による褶曲凹凸=内陸沖積層の凹地域と凸になる山地が交互に・・・・といえ基本構成があって、
そこで圧力を逃がす断層が発生しやすい地勢
さらにプラスして、プレート収束帯火山フロントが走っているので、←B
A+Bの相互作用により奥羽山脈ピークを挟んだ東西両側に逆断層(基本)が作られて来ました
東側の一例が岩手宮城内陸地震を起こした断層など、
西側の一例が横て盆地東縁断層帯など