http://swc.nict.go.jp/satellite/index.php
衛星運用 > 高エネルギー粒子 > 非常に大きなプロトン現象が発生しています。電子機器、高圧装置への影響にご注意ください。

http://swc.nict.go.jp/datacenter/alert_latestnews.php より抜粋
【臨時 NICT 宇宙天気に関する臨時情報(2017年09月11日 12時30分 (JST))】

【太陽フレア】
9月10日15時35分(UT)に、活動領域2673(S09W83)でX8.2フレア(16時6分(UT)に最大、16時31分(UT)に終了)が発生しました。
また、SOHO探査機の太陽コロナ画像(LASCO)とSTEREO探査機の太陽コロナ画像(COR)によると、このフレアに伴い、
コロナガスが広範囲に放出されるFull−Halo型のCMEが発生しました。

【プロトン現象】
GOES衛星の観測によると、静止軌道の10MeV以上のプロトン粒子フラックスは9月10日17時00分(UT)頃から上昇をはじめ、
10日22時50分(UT)にプロトン現象が発生し、その後も上昇を続け、11日0時25分(UT)に1000PFUを超えて大規模なプロトン現象となりました。
この現象に伴い、11日6時(UT)現在、50MeV以上のプロトン粒子フラックスは192PFUまで上昇し、
100MeV以上のプロトン粒子フラックスは59PFUまで上昇しています。