ウェザーニュースを見るときに押さえておきたい用語1

【爆弾低気圧】

爆弾低気圧は急速に発達する温帯低気圧のことで
一般的には24時間で24hPa以上発達する低気圧を指すことが多いです。
低気圧は発達すれば気圧が下がるわけですが、その下がり方が
24hPa×sin φ/sin 60°(φ:緯度)より大きくなるものを爆弾低気圧と呼んでいます。
たとえば北緯40°(秋田)であれば24時間で約17.8hPa以上気圧が低下するものになります。
気象庁では爆弾低気圧という言葉を使わず「急速に発達する低気圧」と言い換えるように勧めています。
熱のエネルギーのみで発達する台風に対し、温帯低気圧は暖気と寒気の温度差をエネルギーとして発達するため
日本付近での温度差が大きくなりやすい晩秋から初冬や晩冬から初春の時期に現れやすいです。
爆弾低気圧のときは急に暴風が吹き荒れることが予想され、日本付近は世界的にも発生が多い地域です。
1970年1月、小名浜港で発生した爆弾低気圧で15人が亡くなりました。
本当に役立つ気象情報があればこの事故は防げたかもしれないという想いが(株)ウェザーニューズ創業のきっかけとなりました。