ウェザーニュースを見るときに押さえておきたい用語6

【逆転層(接地逆転層)】

通常、空気の層である対流圏(地表から上空10 kmくらいまで)は、
地表に近いほど気温が高く、上空に向かうほど低くなっています。
冷たい空気の密度は大きく暖かい空気の密度は小さいので
冷たい空気は下へ暖かい空気は上へと移動しようとするため対流が起こります。
しかし、寒い時期の朝に、冷え込んで地面に接したほんの数百mの層だけ気温が低く、
その上空の気温が高いという「逆転した状態」になることがあります。
これを逆転層(接地逆転層)と言います。
この2つの層の境目より下の層では下に行くほど気温が低くなります。
そのため対流が起きなく冷たい空気が溜まってしまいます。
この層を安定層といいます。
逆転層が起きているときに千葉県幕張から見た東京方面を見ると
地上から300mあたりの高さまで空気の色が茶色っぽくモヤモヤと濁っています。