この失敗事例以降は、他市は民営移管を行う際に、数年前から相当慎重に準備している。
たとえば、複数園を一括民営化ではなく、数年かけて段階的に移行させりしているし、働く職員間で「誤った情報共有が行われない工夫」もしている。
管理職以外は、同じ園での正規・非正規雇用者の混在を避けたり、混在する場合でも明確に業務範囲や権限等を分けている。
少なくとも「同じ園で、同じ仕事をしているのに・・・・」などという主張をさせない工夫は行っているよ。
だから、非正規雇用者が「最初から立場が違うのだから・・・・」と納得せざるをえないような条件下で、雇用契約を結ぶことになる。
だから、相模原のような「組合・市民団体等のバックアップで、マスコミの餌食になるような失敗」は起こっていない、といえる。