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千葉県教育員会 平成24年度 多忙化対策検討会議
  多忙化の解消に向けて
1 中学校、高等学校の部活動における課題と対策
  高等学校における部活動の課題と対策
   (平成24年度県内高等学校へのアンケート調査−教頭回答−)
   「複数顧問の配置」

概略
教員の高齢化の課題があるが、ベテランと若手を組み合わせる
対策を講じる事により、ベテランから若手への切り替えが進み
相互のコミュニケーション、協力体制が進み、若手への経験不
足に対するサポートが行えている。

他方、教員の負担軽減のため複数の顧問に設定した場合。
負担軽減という効果はあるが。
・数顧問を配置したが中心となる顧問の負担は、なかなか軽減しない。
・複数顧問を配置しても、大会や練習試合では引率があるため、休めない。
・複数顧問の組み合わせによっては、問題が生じることがある。
という問題が生じている。
以上。
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単純に数合わせ、負担均等という趣旨のみではその目的は達成したと
しても、上記の様な問題が発生している。

部活に顧問であっても、単純に数合わせを行うのではなく、一般社会
の会社の様にベテランが若手をアドバイスし育て、相互の協力体制の
中で、負担の軽減を進めるのが望ましいと思われる。特に、ベテラン
は様々な業務関連の雑仕事も多く、若手のサポートも有意義となる。