ロフト席亭、平野悠の何でも見てやろう
「コロナ狂騒曲〜その7勇気の欠如か?」

70歳過ぎて無職の老人になった。
無礼ながらビールを飲みながら書いています。
・・・あの時だ!刹那!
わたしゃ、経営会議でロフト社長に「ライブをやめろ!これは命令だ!」と言えなかったことが悔やまれる。
ロフトグループの店舗は現在12軒。95%ライブの売り上げで運営されている。
今月の赤字0000千万(それも半端でない)と言われて、会社の存続も含めて言えなかったのだ。
悔やまれる。「三密の最前線」にいるのを甘く見ていた。
わたしゃ、絶対ライブハウスから感染者は出るとどこか思っていたのだ。
だから毎日が不安で仕方がなかった。
ロフトグループから出なければいいなと思っていたのだ。
50人以上の社員、150人のアルバイトの諸君、契約社員
・・・どうする。
ロックな生き方をしたいと思っていた。
宿命だ。
沈黙という逃げはしたくなかった。
49年前ライブハウスを作ってさ、苦労して来て責任を取って辞任(退職ではない)するとは思わなかった。
わかるかな〜 円満退職したかった。
ネットでロフトは叩かれまくっている。伝統のロフトを!
当然だ。
叩いている諸君よ!、ではあんたは感染が起きた日家に籠ってっいたのかい!って。
ライブを頑張ってしていないライブハウスもたくさんある。
ライブハウスって結構弱いもんだよ。
演者から「断固ライブは貫徹する!」と言われると断れないんだ。もちろんライブハウス側の責任だが。
勇気がなかった、言えるのはそれだけ。

http://blog.livedoor.jp/yu_hirano/archives/1952055.html