『病院・医師を味方につける65の知識』(実業之日本社)という本に、次のような記述があったが、的を射ている。
「大病院の入院患者の中に、警察官、学校の先生、公務員がまじると人間関係がぎくしゃくするようだといわれます。また、亭主関白も落第。いずれも頭を下げることの少ない人たちなので、まわりとのコミュニケーションがうまくいかないのかもしれません。
反対に水商売の人は明るくてサービス精神が旺盛なので、病室が明るくなるそうです。」

まあ、↑の妥当性はさておき、
「モンペアなど実在しない。きわめて一般的な苦情のみである」
は間違いない。

大阪の組体操の事故から見て取れる。
本当にモンペアが多いなら、人権無視の域を超えた愚行=組体操は、保護者からの苦情で廃止になってるはずだ。
(必修化された柔道と違い、組体操は指導要領にはないので、学校単位での中止ができるので、お上の方針云々は関係ないし、大阪教委はむしろ組体操否定派)。

つまり、学校に寄せられる苦情というのは、
モンスターでもクレーマーでも理不尽でもなんでもなく、一般企業ならごく一般的にある、当たり前の苦情のみである。

しかし、自身は「聖職者」と勘違いしてる教師が多かったり、それまで苦情を受けた経験が少なく「苦情=モンペア」と定義してるだけだったりで、
実際は、保護者の意識がようやく成熟したに過ぎない。
当たり前だが、納税者(私立なら授業料負担者)である保護者なのだから、意見を苦情する権利は当然にあり、その権利がやっと行使されるだけになっただけの話で、今までがおかしかった。

むしろ、今でも、子供を「人質」に取られているという点で、保護者は苦情を学校に意見しづらい。実際、子供に報復する教師もいるし。

まとめると、
「モンペアなど存在しない。保護者側の権利意識が成熟し、当然主張すべき権利を主張するようになっただけ。一般企業的には当たり前の光景になっただけ。
しかし受ける側(学校・教師)の勘違い・未熟性により、『苦情=モンペア』と脊髄反射的に定義してるだけ。
なお、それでも、学校は『生徒を人質に取っている点』で、まだ一般企業よりは遥かに生ぬるい苦情しか来ていない。」


八尾市立大正中学校を語るスレ@10段目
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