ここに書き込んでいる皆さんが、どんな社会的ポジションなのか、もちろん、それはわからない。
一般に、ネトウと呼ばれる他人に厳しいことを声高に言う連中は、
リアルは、むしろ社会的には恵まれない、虐げられている人が多いとも聞くが、そうなんだろうなあ、とは思う。

私のリアルは教育者と呼ばれる人間に接することが多い。しかもベテランと呼ばれる人達、管理的立場の人間が多数だ。
そして、全く教育現場から遠ざかった人はいざ知らず、教育現場に近い人間は、体罰賛同派が少なからずいる。
大阪バスケの顧問教師にも同情的な人間は決して少なくない。「あれは市長が悪い」こうした本音を散々聞いた。
「いやいや、許されないだろう」と論破するのは簡単である。しかし彼らは「それは(建前は)(学校外の社会的には)そうだ。」
という。それは、つまり「(本音は)(実際は)違う。とにかく納得できない」と言っているのである。

「勝利至上主義がいけない」その通りです。しかし先生方は反論はできないが、うなずけない。納得できない。
よく考えれば、それは無理もない。なぜなら、直前まで話していたオリンピックの話題、メダルが取れたことを喜んでいたのですから。
あるいは金メダルではなくて、銀や銅であったことを嘆いていたのですから。部活の報告は不祥事でなければ、結果報告になる。勝ったか、負けたか。
体育の先生にしてみれば、部活で華やかな報告をすることこそが、昇進への足掛かり。勝利至上主義にならざるを得ない、これが本音。