保護者が子供たちを幼稚園へ送る。最も安全な通園方法のはずだが、その付き添いの母親が娘の友達である園児2人を惨殺する事件が起きた。
(中略)
母親は中国籍で、来日後に日本人と結婚した。一昨年春に現場近くの新興住宅街へ引っ越してきたが、日本語が上手に話せず、近所や幼稚園の母親仲間ともなじめなかったようだ。
(中略)
今回の事件の詳しい犯行動機の解明は、今後の捜査にまつとして、国籍や言葉が地域社会での壁となったということはないだろうか。ゆがんだ被害者意識が幼児に向けられた可能性がある。
(後略)


(2006年2月18日1時51分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20060217ig90.htm