沖縄県は5日、新型コロナウイルスの新規感染者が600人前後となる見通しであることを明らかにした。1日あたりの感染者数としては、過去最悪だった昨年8月下旬と同水準で、県は政府に対し、「まん延防止等重点措置」の適用を要請する方向で調整している。
 沖縄県は5日、新たに新型コロナウイルスの感染者623人を確認したと発表した。県内の1日当たりの新規感染者数が600人台になったのは、緊急事態宣言中の8月28日以来。

 昨夏の第5波の際は100人台から600人台になるまで15日かかったが、今冬は1月3日に130人を数えてからわずか2日で600人台に膨れ上がった。背景に米軍基地を通して市中に広がったとみられる感染力の強い変異株「オミクロン株」の流行があり、玉城デニー知事は「第6波に入った」との認識を示している。

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