ちなみに、私はとある会社の印刷事業部門の営業をしてた。
すでに、アメリカのDTPではAdobeのソフトが主流だったころ、
日本では、何百万もするまだ印刷機器メーカーの専用機が主流。

そのくせ、経営者は「金が無い」って言う。Macを勧めても
「10万のソフトじゃ、おもちゃですね、そんなの仕事で使えない」って言う。

そこで、MacやWinに専用ソフトを載せると、1本200万でも売れた。
経営者は「やっぱり○社さんのソフトじゃないと」とか言ってる。

それで、社員はどうかと言えば、意外と同じようなこと言ってる。
「Macは、まだ使えませんね、フリーズとかしますし」
「Macは専用機のデータが開けないので、使えません」

今のように普及したのは外部会社がMacを使いだし、その噂を聞いたり、
データの受け渡しで困ったからってのが多い。
経営者は、そのころになって
「これからはMacです、オタクの専用機はいりません、時代遅れです」
とか言ってたね。

15年くらい前の話です。