>>17
「大卒落ちこぼれ」というのは自分への皮肉で使いました。仰る通りです。
価格競争の件はちょっと違います。
例えば改善により、ある価格を半額程度にします。他があきらめそうですが、
本来できない会社でも「従業員こき使い」で価格を下げます。
さらに仕返しとして、価格を下げれない他の仕事の価格を下げる始末です。
結局、優秀な人材で改善しても、首の絞めあいに巻き込まれます。

こうなる最大の要因は印刷会社の経営が根本的にズボラだからです。
DTPから製本まで含めた総合的な印刷業での材料費は、
私が係わった15年前には、1/3程度に過ぎません。本来であれば大儲けですね。
大雑把に言えば2/3の余地があるので、苦しくなればここを削って
価格を下げるとう方向に進むのも当然なのです。他業種ではこうは行きません。

この2/3の内容を正確に把握することを怠った、これにつきます。
こういう経営管理は苦しくなってから始めても無理なんです。
何で苦しいかも正確に判らず奔走してるのがほとんどでしょう。