>>207
XMLを単にHTMLの後継言語と勘違いしている人が多いようですが、
XMLの本質はメタ言語といって、データや他の言語を定義するための規格ということです。
他の言語を定義するというのは、特定のタグの組合わせによって、こう言った
意味を表現する事にしましょう といったような取り決めをすることです。
(これをタグセットもしくはXMLボキャブラリと言う)
例えば、従来のHTMLのタグをXMLで再定義したXMLボキャブラリがXHTMLです。
また、その取り決めをみんなで共有する事によってXMLはデータベースやCSVのような
データ交換手段になるわけです。
だからXMLそのものには実体があるわけでなく、XMLで定義したデータや言語が
実体ということになります。
XMLという規格自体はどちらかと言うと水や空気に例えられる事が多いです。