X



トップページ犬猫大好き
1002コメント846KB

   ねこカフェ 2

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0020わんにゃん@名無しさん
垢版 |
2020/11/20(金) 10:10:14.06ID:MP0SWsNi
 海辺は、寄せては返す波のようにたちもどる私たちを魅了する。そこは、私たちの遠い祖先の誕生した場所なのである。潮の干満と波が回帰するリズムと、波打ち際のさまざまな生物には、動きと変化、そして美しさが溢れている。海辺にはまた、そこに秘められた意味と重要性がもたらす、より深い魅力が存在している。
 潮の引いた海辺に下りていくと、私たちは、地球と同じように年月を経た古い世界に入りこむ。――そこは太古の時代に大地と水が出合ったところであり、対立と妥協、果てしない変化が行われているところなのである。私たち生きとし生けるものにとって、海とそこをとりまく場所は特別な意味を持っている。浅い水の中に生命が最初に漂い、その存在を確立することができたところなのだから。繁殖し、進化し、生産し、生きもののつきることのない変化きわまる流れが、地球を占める時間と空間を貫いてそこに波打っているのだ。

 海辺を知るためには、生物の目録だけでは不十分である。海辺に立つことによってのみ、ほんとうに理解することができる。私たちはそこで、陸の形を刻み、それを形づくる岩と砂がつくられた大地と海との長いリズムを感じとることができる。そして、渚に絶え間なく打ち寄せる生命の波、――それは私たちの足もとに、容赦なく押し寄せてくる――を、心の目と耳で感じとるときにのみ理解を深めることができる。海辺の生物を理解するためには、空になった貝殻を拾い上げて「これはホネガイだ」とか、「あれはテンシノツバサガイだ」と言うだけでは十分ではない。真の知識は、空の貝殻にすんでいた生物のすべてに対して直観的な理解力を求めるものなのだ。すなわち、波や嵐の中で、かれらはどのようにして生き残ってきたのか、どんな敵がいたのだろうか、どうやって餌を探し、種を繁殖させてきたのか、かれらがすんでいる特定の海の世界との関係は何であったのかというようなことである。

 [中略]

 私は、生物と地球を包む本質的な調和によって海辺を解説しようと試みた。序章を書いているとき、かつて訪れた場所の数々の思い出が私を深く興奮させた。海辺がいかに美と魅力に溢れた場所であるかについて、思考と感動のいくつかを述べた。

 [中略]

 ボブ・ハインズの描く豊富な図版は、
 [後略]

――レイチェル・カーソン『海辺――生命のふるさと』「まえがき」より
0021わんにゃん@名無しさん
垢版 |
2020/11/20(金) 22:10:13.69ID:MP0SWsNi
レイチェル・カーソン『海辺――生命のふるさと』

≫ 270-272頁
0022わんにゃん@名無しさん
垢版 |
2020/11/20(金) 22:12:12.14ID:MP0SWsNi
 [Rachel L. Carson 「THE EDGE OF THE SEA」 1955]

レイチェル・カーソン『海辺――生命のふるさと』上遠恵子[訳]平河出版社[1987年9月30日刊]初版第一刷
 
 
‖目次

 謝辞……………………………………1
 まえがき………………………………3

序章 海辺の世界………………………10
第1章 海辺の生きものたち…………22
第2章 岩礁海岸………………………60
第3章 砂浜……………………………162
第4章 サンゴ礁海岸…………………234
終章 永遠なる海………………………306
付 海辺の生物の分類…………………310

 訳者あとがき…………………………332
 索引……………………………………349
 
 
 [前略]
 こんにち、環境問題を語るとき、『沈黙の春』は、かならずといってよいほど引き合いに出されるが、レイチェル・カーソンの名は、日本ではあまり知られていない。まして、彼女が海洋生物学者であり、『われらをめぐる海』(The Sea around Us, 1951)、『潮風の下に』(Under Sea Wind, 1942)、そして本書の作者でいずれもベストセラーになっていることを知る人は、それほど多くはないのではなかろうか。

 [中略]

 海は今日も、干満のリズムを繰り返している。しかし、海は喘いでいる。愛すべき小さな生きものたちの上に、私たち人間は汚染というかつて経験したことのない過酷な条件を押しつけているのではないだろうか。長い地球の歴史の中を、かれらは生き抜いてきた。いま、人間が行いつつある地球規模の汚染は、強靭なかれらの生命力をも、回復不能なまでにいためつけてしまうかもしれない。この本を読まれた方は、海を訪れたとき、足下にいる目に見えない生きものたちに語りかけていただきたい。「このかけがえのない地球と海辺に、仲好くいつまでもすみつづけていこうね」と。

 [後略]

  一九八七年九月七日 大潮の日に
――「訳者あとがき」より

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

生態学的視点から生命の危機を訴えたカーソン。
その著『沈黙の春』は全世界にショックを与えた。
海洋生物学者であった彼女は研究を進めるうちに、潮の永遠のリズムの中に生きる生物たちに〈生命の棲み家―地球〉の姿をみたのだ。
カーソンの原点ともいうべき本書は、海辺のさまざまな環境と生物たちの生態とをあますところなく紹介し、その魅力を伝えている。
――e-hon by TOHAN「本書概要」 
 
 [【参考図書】リンダ・リア編『失われた森――レイチェル・カーソン遺稿集』古草秀子[訳]集英社文庫[2009年刊]]
0023わんにゃん@名無しさん
垢版 |
2020/11/20(金) 22:15:24.64ID:MP0SWsNi
SUSUMU YOKOTA 「SOUND OF SKY」 2002

Susumu Yokota - Sea blue
        [(ttp://)www.youtube.com/watch?v=tD-8x2VMhss ]
       - Nothing Time
        [(ttp://)www.youtube.com/watch?v=ZeY8phyPhZY ]
       - Three Ripple
0024わんにゃん@名無しさん
垢版 |
2020/11/20(金) 22:29:22.43ID:MP0SWsNi
 
 
           * *
            *
 
 
 [from 「SOUND OF SKY」]

Susumu Yokota - Sky And Diamond
        [(ttp://)www.youtube.com/watch?v=6TgJBr9aTQ0 ]
 
 
            *
           * *
 
 
0025わんにゃん@名無しさん
垢版 |
2020/11/20(金) 22:39:14.79ID:MP0SWsNi
 [「SOUND OF SKY」]

Susumu Yokota - Wind Wave
        [(ttp://)www.youtube.com/watch?v=-VrKsfweSxM ]
 
 
 [All Tracks Written and Produced by Susumu Yokota(ex.track 9)]
 [Rhodes Piano by Yancy,track 1.2.5.6.10 & 11]
 [Grand Piano by Yancy,track 7 & 9]
 [Track 9 Written by Yosuke JAZOULSTER Sugiyama,
 Vocal by Mari Mizuno from Paris Match]

 [Photos and Design by Susumu Yokota]
 [Styling and Coordination by Mariko Emi]
 [Hair and Make-up by Kouji Kasai]
 [Model by Kana Nozawa(Inoue Ballet Academy)]
 [Direction by Katsumi Morozumi(Inoue Ballet Foundation)]
 
 
「SOUND OF SKY」 track listing
1. Sea blue
2. Nothing Time
3. Three Ripple
4. Crash Marble
5. Wind Wave
6. Sky Blue
7. King Of Darkness
8. Form An Idea
9. Right To Be Free
10. Make Peace
11. Sky And Diamond
 
 
 [ドイツのテクノ・レーベル、ハートハウスから1992年に世界デビューし、逆輸入アーティストとして日本に紹介されたテクノ・アーティスト、Susumu Yokotaの日本企画アルバム。
 ――ディスク内容紹介]
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

ニューススポーツなんでも実況