飼い犬に予防接種せず…42歳女書類送検 狂犬病予防法違反 劣悪環境で飼育し悪臭漂う 北海道江別市 | UHB:北海道文化放送
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飼い犬9匹に狂犬病の予防接種を受けさせていなかったとして5月25日、北海道江別市の42歳の女が書類送検されました。

 みんなのテレビはその劣悪な飼育環境の様子がわかる写真を入手しました。

 壁や飼育ケースには無数の茶色いシミが…。

 犬たちは野放し状態だったのでしょうか、床には糞尿のようなものも…。劣悪な飼育環境が見て取れます。

 狂犬病予防法違反の疑いで書類送検されたのは、江別市に住むパート従業員の女です。

 女は、自宅で飼っていた9匹の犬に狂犬病の予防接種を受けさせなかった疑いがもたれています。

 田中うた乃記者:「隣の家の敷地から撮らせてもらっているのですが、私に気がついたのでしょうか。犬が窓にかけよって激しく吠えています。見えている犬以外にも奥からも複数の犬が吠えたり、うなったりしています。微かに犬の糞尿の臭いもします」

 警察などによりますと2016年から江別市などに住民から「近所の家で数十匹の犬や猫を飼っていて悪臭がする」との苦情が寄せられていました。

 市は、何度も飼育環境の改善などを指導しましたが女は従いませんでした。

 周辺住民:「臭かった」「2、3日おきに来ていたが、ほとんど家にはいなかった」

 調べに対し女は「面倒だった。放っておけば何とかなると思った」と話していて、すでに予防接種などは済ませたということです。