検察側は冒頭陳述で、当時の加藤被告が自殺を考えていたものの、「自殺は怖いから警察官を殺して死刑になろう」と思いついたと指摘。この時期に死刑が求刑された2018年6月の富山市交番襲撃事件を参考にして犯行に及んだと説明した。弁護側は、加藤被告は発達障害の一種「自閉スペクトラム症」で、その影響があったと主張した。