クラスター発生の中野江古田病院看護師、労災申請
5/16(土) 1:40配信TBS News i

 新型コロナウイルスへの集団感染が起きた東京の中野江古田病院で勤務していた
看護師が、患者の対応で感染し、感染したのは業務上の理由だとして、労災申請をしました。
代理人によりますと、労災申請をしたのは、東京・中野の「中野江古田病院」に勤務する女性看護師です。
女性は病院で集団感染が発生していた先月、感染した患者の対応にあたっていましたが、先月19日に発熱などの症状が出て、その後、新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
厚労省は先月、医療従事者の感染について、業務外での感染が明らかなもの以外は原則、労災の対象とするよう通知を出していますが、
病院は現在まで女性の労災申請の手続きを行っていないということです。
 女性は現在も入院していて、療養にかかった医療費や休業中の補償を求めるとしていて、
中野江古田病院は取材に対し、「職員とはいえ個人情報にあたるため、答えることができない」としています。