どこかの判例で出ていたけど、医師が責任問われるのは@誤嚥の有無を認識していたかAそれに対する適切な対応を指示したかB誤嚥・窒息時に適切な処置をしたか、の3点だった。
@Aに関しては食事形態でとりあえず配慮した形態にしとけば良いはずだし、Bに関しては医学的処置だから口をはさむ余地はない。
つまり、医師の責任が問われることは無いようにできてんだよ。
一方で、介助する側は、これら医師の指示に従っていなかった、注意が足りなかった、等々で個人の責任が問われてしまう。

さて、STが食事介助してて誤嚥おこした、窒息おこしただと完全に個人の責任がとわれるのは当然として、
評価して医師に報告したことにミスがあった、つまり医師が判断すべき@AのSTからの情報にミスがあり、結果として誤嚥性肺炎おこしたケースだとどうなるんだ‥と疑問に思う。
嚥下に関して関わり方が多種多様である以上はまとめきれないだろうが、現実にそくしてST協会は指針を出してほしいものだ。それとも、協会は未だに教科書通りのことしか世のSTはやっていない、とでもしておきたいのか。